ステマ

ステマとはステルス・マーケッティングの略で商品やサービスを販売するための裏工作のことです。DMやインターネットで双方向の情報交換が可能にになってくると、大掛かりな売らんがなの広告よりも。消費者や専門家からの生の声がその商品やサービスの価値を正しく伝えると考えられるようになってきています。

そこで、今度は一部の不埒な企業やお店がヤラセの書き込みをして、さも一般消費者が評価しているように商品やサービスを褒めることで顧客を得ようと画策するようになったのです。又、その書き込みを請け負う会社が登場し、結局蔓延する嘘情報が明らかになって問題化している訳です。世に盗人の種は尽きなしではありませんが、何時の時代も悪知恵を働かす人間はいるものです。

しかし、所詮悪知恵は浅知恵の親戚のようなものですから、説得力に無理が生じます。美味しいと口コミされた食べ物だ不味ければ、その口コミで食べた人は騙されたと思って怒ります。そして、「騙された。不味かった。」と口コミすることになります。その反発が大きくなると俗に炎上と言って、宣伝どころかとんでもないイメージダウンになってしまいます。無理が通れば道理が凹むは永遠の真実なのです。

以前、韓国の歌手の動画がYouTubeで1千万回を超える再生があるにも拘わらず、コメントが一つもないということがありました。本当に人気のある動画は、それを見た人たちが感動を共有しようと反応して沢山コメントが貼り付けられるものです。人間はある意味正直な生き物と言うこともできます。金儲けの為や意図して行う書き込みはどうしてもお座なりになり、文章に熱が入りません。再生回数を上げようと、ひたすらクリックを繰り返しても、その不自然さが共感を呼ぶことはないはずです。

それに、インターネットの時代は嘘が直ぐバレる時代でもあります。ウィキリークスやウィキペディアはベクトルとして真実に収斂しようとする性質を持っています。何故なら真実が一番自然な説得力を備えているからです。全員参加型の情報空間では、嘘は必ず嘘であると指摘されます。そして、真実は変わらぬ存在として、南十字星のように動くことなく光を発し続けると考えてよいのではないでしょうか。

ステマで悪企みをする人たちには、「無駄な抵抗は止めなさい。君たちは完全に包囲されている。」と言ってやりましょう。